
キーワードもらったけど、記事を書くためのリサーチ方法がわからない…
今回は、こんな悩みに回答します。
- 記事執筆のためにリサーチすべき情報
- 記事を書くためのリサーチ方法
この記事を書いている僕は、Webライターとして200以上の記事を書いてきました。記事執筆のために行なってるリサーチのノウハウをお伝えします。


Webライターは、執筆に必要な情報をリサーチしなければ、記事を書けません。とはいえ、執筆経験がなく、初めて案件を受注する人は何をすればいいのかわからないと思います。
そこで今回は、記事を書くためのリサーチ方法を解説します。記事構成からの案件にも対応できるように詳しく解説しているので、初心者から中級者まで活用できる内容です。
この記事の内容を実践して、がっつり稼げるライターを目指しましょう!
記事執筆のためにリサーチすべき情報


まず、記事執筆のために何を調べなければならないのかを説明します。
リサーチすべき情報は以下の3点です。
- 想定読者
- 読者の悩み
- 悩みの答え
例えば「Webライター 始め方」のキーワードで記事を書くなら以下の感じ。
想定読者:Webライターをこれから始める人、ライティングの知識ゼロ
読者の悩み:Webライターの始め方を教えてほしい
悩みの答え:〇〇をやりましょう
悩みの答えは長くなるので、〇〇にしましたがこんな感じです。
今回は、これらの情報を手際よく集められるよう、リサーチ方法を詳しく解説します。
記事を書くためのリサーチ方法8ステップ


それでは、本題のリサーチ方法です。やり方は以下の8ステップ。
- 関連キーワードを調べる
- 競合サイトの分析
- Q&AサイトやSNSをチェック
- 読者像を明確にする
- 読者ニーズを考える
- 記事の結論を決める
- 記事に必要なトピックを洗い出す
- 執筆に必要な情報を調べる
前提として、執筆する記事のキーワードはクライアントからもらっておいてください。
今回は「Webライター 始め方」のキーワードでの執筆を依頼されたと仮定して、やり方を紹介します。
ステップ①関連キーワードを調べる
まずは、関連キーワードを調べましょう。
関連キーワードとは、名前の通り検索したキーワードと関連性の高いキーワードのこと。記事リサーチの場合は、「Webライター 始め方 〇〇」のように、検索キーワード+αのキーワードでOK。
関連キーワードを調べておくことで、読者の悩みを考えやすくなります。
ここでは、関連キーワードの調べ方も紹介しますね。
まず、ラッコキーワードとういうサイトにアクセスします。キーワードを入力して、検索をかけましょう。


以下のように関連キーワードが表示されるので、この中から執筆する記事に近いキーワードを選びます。右上の「前キーワードコピー」をクリックすると、スプレッドシートなどにコピペできます。


なお、関連キーワードがない場合もありますが、そのときは無しで問題ありません。
ステップ②競合サイトをピックアップ
続いて、競合サイトを分析します。
競合サイトとは、あるキーワードで検索したときに、検索上位に表示される記事。理想は上位10記事、最低でも上位5記事をチェックしましょう。
競合サイトを分析することでも、読者の悩みを明確化しやすいです。
なお、上位記事を調べるときは、Googleの「シークレットモード」で検索して、順番にチェックするとOK。


まとめて調べたい場合は、ラッコツールズというツールを使うのもおすすめです。
使い方は、ラッコツールズにアクセスし、「見出し(hタグ)抽出」を選択してください。


左側の検索窓にキーワードを入力して、「検索上位サイトから抽出」を選択すると、上位10記事をピックアップ。右側の「CSVダウンロード」をクリックすると、タイトルやリンク、見出しをまとめてダウンロードできます。


ステップ③Q&AサイトやSNSをチェック
続いて、Q&AサイトやSNSをチェックしましょう。これも、検索キーワードに対する読者の悩みを明確にするためです。
本当はいろいろなサイトやQ&AサイトやTwitterをチェックしたほうがいいのですが、正直、めんどくさいので「Yahoo!知恵袋」をチェックしておけばOKです。
検索窓にキーワードを入力して、出てくる悩みをチェックしましょう。
ここまでが、情報収集のフェーズです。調べ終わったら、読者像や悩みを考えていきます。
ステップ④読者像を明確にする
まず、読者像を明確にしましょう。というのも、読者によってキーワードから想定される悩みが異なる場合があるからです。
また、読者の知識レベルも違うので、初心者がターゲットなら専門用語の解説から記事を作るなどの施策も必要です。
例えば、「筋トレ おすすめ」で検索したとしても、男性か女性、20代か50代、これから筋トレをする人か既に1年やっている人などの条件によって、知りたい内容が違うので、記事の内容も異なります。
読者像は、基本的にクライアントが設定してくれる場合も多いです。なので、クライアント要望に合わせて設定しましょう。
ステップ⑤読者ニーズを考える
続いて、読者ニーズ(悩み)を考えます。
読者ニーズには健在ニーズと潜在ニーズがあります。「Webライター 始め方」で例を挙げると以下の感じ。
健在ニーズ:Webライターの具体的な始め方が知りたい
潜在ニーズ:Webライターに向いてる人の特徴、Webライターを始めるときの注意点など
健在ニーズはキーワードからストレートに考えられる悩み。
潜在ニーズは、「なぜWebライターの始め方を知りたいのか」「Webライターの始め方がわかった人が抱きそうな疑問」など、裏側にある悩みです。
この両方のニーズを満たすことで読者満足度の高い記事を書けます。結果的に、検索上位を取れる可能性もアップしやすいです。
読者ニーズを考える方法は以下の通り。
- 自分で想像する
- 競合記事を見る
- Q&Aサイトで調べる
ニーズの読み取りが甘いと、見当違いの記事が完成するので、しっかり考えましょう。
ステップ⑥記事の結論を決める
続いて、記事の結論を決めます。健在ニーズに対する答えと思ってOKです。
「Webライター 始め方」の記事なら、結論は「Webライターを始めるための具体的な方法」です。「Webライターに挑戦してもらう」というのもありです。
ちなみに、結論を決めておくと、記事のタイトルを決めるときに便利です。というのも、その記事で最も伝えたいことなので、タイトルとの相性がいいからです。
ステップ⑦記事に必要なトピックを洗い出す
次に、記事に必要なトピックを洗い出しましょう。これは各ニーズに対する回答だと思ってください。
「Webライター 始め方」の記事なら、こんな感じ。
- Webライターの始め方
- Webライターを始めるときの注意点
- Webライターを始めるために必要なもの
読者ニーズを考えるときと同じですが、必要なトピックが分からないときは、以下の方法を試してみてください。
- 競合記事を見る
- Q&Aサイトで調べる
ちなみに、トピックを決めておくと、記事の見出しを作るときに便利です。
ステップ⑧執筆に必要な情報を調べる
最後に、ステップ⑦で決めたトピックを説明するために必要な情報を調べましょう。
例えば、Webライターの始め方について書くなら、具体的に何をするのかググってみてください。
ある程度知識のあるジャンルの記事を書くなら、調べなくても書ける場合があります。しかし、基本的には未知のジャンルに挑戦する場合が多いので、しっかりリサーチしましょう。
ここまでしておけば、スラスラと記事が書けます。



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まとめ:リサーチ方法を覚えて稼げるWebライターになろう


今回は、記事執筆のためのリサーチ方法を紹介しました。手順は以下の通り。
- 関連キーワードを調べる
- 競合サイトの分析
- Q&AサイトやSNSをチェック
- 読者像を明確にする
- 読者ニーズを考える
- 記事の結論を決める
- 記事に必要なトピックを洗い出す
- 執筆に必要な情報を調べる
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