
何度も提案文を送るのが嫌だ!
継続案件をもらって収入を安定させたい!
今回は、こんなお悩みに回答します。
- Webライターが継続案件を受けるメリット
- Webライターが継続案件を受けるコツ
この記事を書いている僕は、Webライターとして1年以上活動しています。これまでに複数のクライアントから継続案件を受けてきました。


継続案件をもらえれば、常に仕事がある状態を作れるので収入が安定します。
とはいえ、記事を書いても、なかなか継続に繋がらない人も多いと思います。僕も、継続してもらえずに悩んだ時期がありました。
そこで今回は、継続案件を受注するコツを解説します。紹介する方法を実践して、安定して稼げるWebライターを目指しましょう。
Webライターが継続案件を受けるメリット3つ


まず、Webライターが継続案件を受けるメリットから紹介します。
- トータルの執筆時間が短くなる
- 収入が安定する
- 単価アップ交渉をしやすくなる
①トータルの執筆時間が短くなる
1つ目の、トータルの執筆時間が短くなることです。
どういうことかというと、Webライターの仕事は書く以外に、以下のような工程があります。
- 案件を探す
- 案件に応募する
- クライアントの連絡を待つ
- 記事執筆のルールを理解する
- 執筆に必要な知識を得る
毎回、異なる案件をこなした場合、上記の工程が都度発生。一方で、継続案件を受注できれば、案件に応募する手間や執筆ルールに目を通す時間を省けるので、トータルの執筆時間を短縮できます。
さらに、知識が増えてリサーチ時間が短くなるメリットもあります。
②収入が安定する
続いて、収入が安定すること。
というのも、継続案件を受注すると月に10本など、まとまった仕事を受注できるからです。さらに、単月ではなく翌月も同じ量を受注できる可能性が高いので、数ヶ月先まで安定が見込めます。
逆に、単発で案件を受注していると、応募した案件に必ず採用される保証はないので、「今月は稼げるかな…」と不安になりがちです。
手堅く稼ぐなら、継続案件は必須です。
③単価アップ交渉をしやすくなる
3つ目は単価アップ交渉をしやすくなる点です。
Webライターの文字単価は、1円から1.5円にアップするなど、クライアントとの交渉次第で上げられます。とはいえ、1記事書いただけで単価を上げるのは無理です。
単価を上げてもらうには「私はこれだけあなたに貢献しましたよ」という、信頼の獲得が必要。継続案件を獲得して、10記事、20記事と書いた先に信頼関係が生まれます。
なので、信頼を築く第一歩として継続案件の獲得が必要です。
Webライターが継続案件を受けるコツ7つ


では、本題のWebライターが継続案件を受けるコツを7つ紹介します。
- 継続が前提の案件に応募する
- ライティングスキルを上げる
- ルールを守る
- 深い知識を身に付ける
- コミュニケーションがスムーズ
- 納期に余裕を持って提出する
- 既存記事に合った文章を書いている
①継続が前提の案件に応募する
1つ目は、当たり前ですが、継続が前提の案件に応募すること。
クラウドソーシングを見てみると、「継続あり」「まずはテストライティングで1記事」など、スキルが十分であれば継続案件への発展が記載されている案件があります。
このような案件でないと継続に繋がらないので、継続が前提の案件に応募しましょう。
ちなみに、見分けるのが難しいですが、個人よりも企業が募集してる案件の方がいいです。その理由は、個人だと突然案件が連絡が途絶える確率が高いからです。
逆に、企業メディアは連絡関係がしっかりしているだけでなく、仮に案件がなくなっても、他の案件を紹介してくれる場合があります。単価も上げてもらいやすいので、企業を狙うようにしましょう。
②ライティングスキルを上げる
2つ目は、ライティングスキルを上げること。
そもそも、ライティングスキルが不十分だと継続を依頼されません。まずは「この人になら任せられる」と感じてもらう必要があります。
なお、Webライターに求められる、ライティングスキルは以下の2点。
- 読みやすい文章を書く
- Googleに評価される(SEOに強い)文章を書く
これらのスキルを身につけるには、インプットとアウトプットを繰り返すしかありません。
まずは、以下の本を読んで、インプットから始めます。
インプットしつつ、ライティング案件や自分のブログで記事を書いて、自分のものにしていきましょう。
③ルールを守る
続いて、ルールを守ること。ライティング案件を受注すると、クライアントが独自に設けている執筆ルールを渡されます。
このルールを守ることは、継続の最低ラインと思ってください。
というのも、これから長く付き合っていくライターが、渡した資料も読めないような人なら、今後が不安になるからです。当然、一緒に仕事をしたいとは思われないので、継続を依頼されることはないでしょう。
なので、ルールは必ず守ってください。
④深い知識を身に付ける
4つ目は、深い知識を身につけること。
その理由は、知識が深い人は、それだけ質の高い記事を書けるからです。
さらに、知識が豊富なライターは簡単には見つからないので、クライアントからすると貴重な人材です。そのため、継続依頼をもらいやすいです。
ちなみに、深い知識を身につけるには、本を読んで実践するのがおすすめです。
例えば、仮想通貨に関するライターを目指すなら、仮想通貨やブロックチェーンの本を5冊ほど読んで、実際にビットコインやNFTを買ってみると、一気に知識が深まります。
⑤コミュニケーションがスムーズ
続いて、コミュニケーションを心がけましょう。
例えば、以下の感じです。
- 挨拶がしっかりできる
- 誠実な文面でやりとりができる
- 報連相を心がける
- 言いたいことが端的でわかりやすい
相手に好印象を与えるので、継続されやすいです。
反対に以下のような人は、嫌われやすいので注意しましょう。
- ルールに書いてあることを質問する
- 言葉使いがなれなれしい
- 変な時間(夜中など)に連絡する
長く付き合っていく相手なので、コミュニケーションコストは低いほうが好印象です。
⑥納期に余裕を持って記事を提出する
6つ目は、納期に余裕を持って記事を提出することです。
というのも、クライアントは1ヶ月に20記事アップするなどのノルマがある場合が多く、納期に対してシビアだからです。
納期を守るのは、社会人として当然のことですが、さらに余裕を持たせることでクライアントからの評価が上がります。
逆にギリギリだったり、納期を過ぎるようなら、先行きが不安なので、どんなにスキルが高くても継続依頼はもらえないでしょう。
ちなみに、納期に余裕を持たせるために、契約の段階で少し長めの納期を提案しておくといいですよ。ただし、あまりにも納期が長いと印象が悪くなるので、がんばって適度な日数を探しいてください。
⑦既存記事に合った文章を書く
最後は、既存記事に合った文章を書くことです。
案件に採用されたタイミングで「こちらの記事を参考にしてください」と、既存記事を渡される場合があります。そのときは、記事をよく読んで、文体などを寄せましょう。
その理由は、サイト内記事のテイストがあまりにも違うと、読者は違和感を覚えて読まれにくいからです。統一感を出すためにも、既存記事を読んで合わせるのが理想です。
とはいえ、どのような部分を合わせればいいかわからない人もいるでしょう。以下のような点を注意してみてください。
- 語尾(です・ます調など)
- 商品やサービスを訴求するタイミング
- 改行のタイミング
- 文字装飾の使い方
- 接続詞の使い方
- 箇条書きの使い方
慣れるしかない部分もありますが、似た文章を書こうと意識するだけでも、かなり既存記事に合った文章が書けます。
Webライターが継続案件を受注した後の注意点3つ


継続案件を受注したからといって油断は禁物。受注した後の注意点を3つ紹介します。
- 手を抜かない
- 突然継続がなくなることもある
- 継続を断る勇気を持つ
①手を抜かない
1つ目は手を抜かないこと。
というのも、テストライティングのような最初の案件は、継続してもらうため細心の注意を払って記事を書くからです。継続案件をもらえたら、安心して質の低い記事を書く人もいます。
クライアントは最初に納品された記事を基準にしており、今後はより質の高い記事を期待しています。
「良くなるどころか、悪くなってる」と思われたら、契約を切られる可能性もあるので、手を抜かず、より質の高い記事を目指しましょう。
②突然継続がなくなることもある
また、突然継続がなくなる場合があることを、肝に銘じておきましょう。
突然継続がなくなる理由としては、以下のことが考えれます。
- メディアが終了した
- 記事の質が低いと判断された
- クライアントとの相性が悪かった
きちんと、継続終了の連絡をくれればいいのですが、突然連絡がこなくなる場合もあります。1週間、連絡がないときは、継続が終了したと思っていいでしょう。
ムカつくとは思いますが、あなたはクライアントに雇われているわけではないで、継続が終了しても仕方ありません。
③継続を断る勇気も持つ
3つ目は継続を断る勇気を持つことです。
最初は良くても、長く続けていると条件に見合わなくなることがあります。しかし、クライアントとの信頼が築いていると、断れない人がいます。
気持ちはわかりますが、以下のような状況のときは断るのがおすすめです。
- 労働時間と稼ぎが釣り合ってない
- 交渉しても単価を上げてくれない
- 単価を上げてくれないのに業務が増える
- もっと条件のいい案件がある
クライアントがライターを選んでいるように、ライターにもクライアントを選ぶ権利があります。
ビジネスだと思って、感情に流されず、断る勇気を持ちましょう。
まとめ:継続案件を受けて信頼されるWebライターになろう


今回は、継続案件の受注について解説しました。継続案件を受注するコツは以下の通り。
- 継続が前提の案件に応募する
- ライティングスキルを上げる
- ルールを守る
- 深い知識を身に付ける
- コミュニケーションがスムーズ
- 納期に余裕を持って提出する
- 既存記事に合った文章を書く
継続案件を受注すれば、収入の安定や収入アップに繋がるのでメリットが大きいです。
今回紹介したコツや注意点を抑えて、稼げるライターになってくださいね!