
リード文って何を書けばいいの?
具体例やコツがあれば教えてほしい
今回は、こんな疑問に回答します。
- 読まれるリード文を書くコツ
- リード文の書き方
- リード文のテンプレート
この記事を書いている僕は、Webライターとして200記事以上のリード文を書いてきました。その経験から得たノウハウを紹介します。


記事を書くときリードはめちゃくちゃ重要です。なぜなら、せっかく記事を開いてもらったのに、リード文が微妙だったら本文を読んでもらえないから。
もし、本文で商品やサービスを紹介しているなら、売れることもありません。そこで今回は、本文を読みたくなるような、魅力的なリード文の書き方を紹介します。
ちょっとハードルを上げましたが、実はリード文を書くのはそれほど難しくありません。文章の型があるので、それに必要な情報を当てはめるだけ。慣れれば、あなたも読まれるリード文が簡単に書けます!
読まれるリード文を書くコツ


まず、読まれるリード文を書くコツを3つ紹介します。
- 読者像を明確にする
- 読者の悩みを明確にする
- 長すぎるのはNG
リード文を書く準備的な部分なので、しっかりポイントを抑えておきましょう。
コツ①読者像を明確にする
まず、どんな人があなたの記事を読むのか読者像(ペルソナ)を決め、その人の悩みを明確にしましょう。
というのも、リード文では「この記事は私のために書かれてる!」と共感してもらうことが重要だからです。読者像を明確にすることで、読者の共感を生むリード文が書けます。
例えば、この記事を書くために僕が決めたのは以下のような人。
- ライター/ブログ初心者
- リード文の書き方がわからない
- リード文のテンプレートがあるなら教えてほしい
記事によっては、性別や年齢、住んでる地域、家族構成などの情報を明確にしたほうがいい場合もあります。また、ライター初心者なのか、すでに10万円以上稼いでいるのかなど、レベル感の違いもあります。
記事化するキーワードをもとに、想定される読者像を明確にすることで、「自分のことだ」と共感されるリード文が書けます。
コツ②結論を述べる
次に、さっさと結論を述べることです。というのも、読者はとにかく早く結論を知りたいと思っているので、リード文に答えを書いてOKです。
例えば「リード文 とは」のキーワードで記事を書くなら、
リード文とは、記事の冒頭文(目次よりも前に書かれる文)のことです。
と言い切って大丈夫です。
結論を書くと離脱されるんじゃないかと思うかもしれませんが、答えを知ったら、「具体的に知りたい」「理由は何」「注意点はある?」など、新たな疑問が出てきて、読みたい欲求が高まります。
先程の「リード文 とは」の記事なら、以下の感じ。
- リード文はなぜ必要なの?
- リード文って何を書けばいいの?
すると、結論をわかっていても、「本文にもっと有益な情報があるかも!」と思って、読み進めてもらえます。結論を出しつつ、新たな疑問に先回りしてあげることが重要です。
コツ③長すぎるのはNG
最後に、長くなりすぎないように注意しましょう。その理由は、長すぎると「早く本題に入ってよ」「だからなんなん?」となり、ユーザーは読むのをやめてしまうからです。
リード文の長さの目安としては、150文字〜300文字程度です。僕の経験上は200文字くらいで書くことが多いです。
リード文は興味を引く部分なので、長々と書く必要はありません。
リード文の書き方5ステップ


では、本題のリード文の書き方を紹介します。リード文は以下の順番で書けばOK。
- 読者の悩み
- 記事からわかること
- 情報の信頼性や根拠
- 読んだ後の未来を提示
- 読者の背中を押す
順番に解説します。
ステップ①読者の悩み
まずは読者の悩みや問題を投げかけましょう。この記事では、以下の部分です。


僕は、悩みを抱えるくまさんを登場させて、悩みを言語化しています。
ボックスを使って箇条書きにするのもありですね。
ステップ②記事からわかること
次に、記事を読んでわかることを明確にします。「この記事を読んだら悩みを解決できそう」と思ってもらえる部分です。
この記事では以下のように提示しています。


箇条書きで端的にまとめるのがポイントです。
ステップ③情報の信頼性や根拠
続いて、記事を安心して読んでもらうための根拠を示します。例えば、病気に関する記事なら、「〇〇病院で医者をしてる、△△です」と書かれていれば、安心ですよね。
この記事では以下の部分です。


ある人は、僕のように書いてあげるといいでしょう。書けることがない場合は無理して書く必要はありません。
ステップ④読んだ後の未来を提示
次に、読んだ後の未来を提示してあげましょう。冒頭で書いた悩みの答え(記事の結論)を書いてもOKです。
本記事では以下のように書きまいた。


「本文を読みたくなるような、魅力的なリード文の書き方を紹介します」が一番のポイント。「この記事を読めば、リード文が書けるようになりそう!」と思ってもらうのが大事です。
ステップ⑤読者の背中を押す
最後に背中を押します。今回は以下のように書きました。


以下のような、ハードルを下げる言葉を入れてあげると効果的です。
- 簡単に書けます
- たった10分で終わります
- 真似するだけOK
思いつかないときは、「早速見ていきましょう!」と勢いづける言葉でもいいですよ。
読まれるリード文のテンプレート


読まれるリード文の型をまとめると以下の通り。
- 読者の悩み:〇〇で悩んでいませんか?
- 記事からわかること:この記事を読めば〇〇がわかりますよ
- 情報の信頼性や根拠:なぜなら、〇〇の実績があるからです。
- 読んだ後の未来を提示:本記事を読むと〇〇を解決できます。
- 読者の背中を押す:あなたにもできますよ。
記事にすると以下の感じ。
1.「リード文の書き方がわからない」と悩んでいませんか?
2.この記事を読めば、読まれるリード文の書き方がわかります。
3.なぜなら筆者の僕は、Webライターとして200記事以上のリード文を書いているから。
4.この記事を読んで実践すれば、読まれる文章を簡単に書けます。
5.真似するだけでリード文が書けますよ!
もちろん、これとまったく同じである必要はありませんが、まずは参考に書いてみてください。数をこなすうちに、あなたの書きやすい型が見つかるはずです。
本質は、「この記事は私のために書かれてる!」と共感してもらうこと。そこを抑えていれば読まれるリード文を書けるようになりますよ!
まとめ:リード文の書き方をマスターして読まれる記事を書こう


今回はリード文の書き方を紹介しました。手順は以下の通り。
- 読者の悩み
- 記事からわかること
- 情報の信頼性や根拠
- 読んだ後の未来を提示
- 読者の背中を押す
リード文は、記事の中でもめちゃくちゃ重要な部分です。まずは型を活用して、読まれるリード文をマスターしてくださいね!