【Web記事作成のコツ】見出しの作り方を5つのポイントで解説!

記事の見出しってどうやって作るの?
見出しにルールはあるの?

今回は、こんな疑問にお答えします。

この記事でわかること
  • 見出しの種類
  • 見出しを作るときのポイント

この記事を書いている僕は、Wwebライターとして200以上の記事を書いてきました。記事を書くときの見出し決めで意識していることをお伝えします。

Google検索で上位表示されるような、質の高い記事を書くためには、見出しも重要な要素の1つ。Webライター初心者が、何の知識もなく見出しを作ってしまうと、クライアントからの評価も下がってしまいます。

とはいえ、見出し作りは難しい作業ではありません。ポイントを抑えれば簡単に魅力的な見出しを作れます。この記事で見出しの作り方を紹介するので、参考にしてください。

目次

見出しの種類

まず、見出しの種類から紹介します。

見出しにはh1,h2,h3…と、種類があります。それぞれの違いは以下の感じです。

h1見出しの中にh2見出しがあり、h2見出しの中にh3見出しがあるといった具合で使います。

ちなみに、必ずしもh2見出しの中にh3見出しを作る必要はありません。状況に応じて、h2だけにするのか、h3も作るのかなどを考えましょう。

また、各見出しには以下の役割があります。

  • h1:タイトル
  • h2:章ごとのテーマ
  • h3:章に含まれるポイント
  • h4〜:細かい細く

h1はタイトルなので、使うのは1記事に1回だけです。h4見出しはたまに使いますがまれ。h5以降は使わないと思ってOKです。

ちょっと分かりににくい人のために、算数の教科書を例にして紹介しますね。

  • h1:算数2年生
    • h2:かけ算
      • h3:かけ算のやり方
      • h3:1の段
      • h3:2の段 ・・・
    • h2:わり算
      • h3:わり算のやり方・・・

数字が小さくなるにつれて、情報が細分化されるイメージです。

見出しを作るときのポイント

続いて見出しを作るときのポイントを解説します。なお、この記事ではh2以降を見出しとします(h1は例外)。

  1. 記事で伝えることを明確にする
  2. 見出しタグの順番を守る
  3. h2見出しにキーワードを入れる
  4. 階層を揃える
  5. シンプルにまとめる

ポイント①記事で伝えることを明確にする

そもそもですが、記事で何を伝えるかを決めていなければ見出しは作れません

選んだキーワードから、読者が知りたい情報を考え、それに合った見出しを作りましょう

なお、読者が知りたい情報を考えるためのリサーチ方法は、こちらの記事で解説しているので、参考にしてみてください↓

>>【テンプレ付き】リサーチ方法のコツをWebライター向けに徹底解説!

ポイント②見出しタグの順番を守る

次に、見出しのダグの順番を守りましょう

見出しの順番は、h1→h2→h3…と決まっています。h1→h2→h4のように、h3を飛ばしてh4が登場させるのはNGです。

また、h3やh4見出しは、各階層の中に2つ以上作りるのが一般的です。言い換えると、h2見出しの中に、h3見出しが1つしかない状況はNG。それだったら、h2見出しだけにして、h3見出しを作らないほうがいいです。

もちろん、h3やh4見出しがない見出しを作るのはOKです。

ポイント③h2見出しにキーワードを入れる

3つ目は、h2見出しにはできる限り記事で狙っているキーワードを入れましょう

h2見出しにキーワードを入れる理由は、Googleに何のキーワードで書かれて記事なのかを認識させやすくするためです。そうすることで、Google検索でも記事が上位表示されやすくなります

例えば、自宅でできる効果的な筋トレ方法を紹介する記事を書く場合、「自宅 筋トレ」などが、記事で狙っているキーワードの候補です。h2見出しとして、考えられるのは以下の通り。

  • 自宅でできる筋トレ方法5つ
  • 自宅で筋トレするときの注意点
  • 自宅で使えるおすすめの筋トレグッズ3つ

ただし、不自然に盛り込むのはNG。読者に悪い印象を与え、離脱につながることもあるので、違和感がある見出しになるなら入れないほうが無難です。

また、場合によってはGoogleからスパム扱いされる可能性もあるので注意しましょう。

ポイント④階層を揃える

続いて、階層を揃えましょう。分かりにくいと思うので、悪い例を紹介します。

例えば、「おすすめのダイエット方法」の記事を書くとします。

  • h2:ダイエット効果のあるサプリ3つ
    • h3:サプリA
    • h3:サプリB
    • h3:サプリC
  • h2:ダイエット効果のある筋トレ2つ
    • h3:腹筋
    • h3:スクワット
  • h2:炭水化物の食事を減らす

3つ目のh2見出しだけ具体的な手段になって、違和感があります。

適切な3つ目の見出しは、h2に「ダイエット効果のある食事法」h3に「炭水化物の食事を減らす」「夕食は18時までに済ませる」などがくると自然です。

今回は分かりやすい例をあげましたが、h2とh3の切り分けが難しい場合もあり、違和感のある記事を書いている人もたくさんいます

慣れによる部分もありますが、階層の違いは意識しておきましょう。

ポイント⑤シンプルにまとめる

最後に、見出しは20文字以内でシンプルにまとめましょう

というのも、見出しは一目で内容を把握させることが重要だからです。Web記事は流し読みしている人が大半。パッと見ただけで理解できないと、読むのをやめる可能性が高まります。

なお、シンプルで分かりやすい見出しを作るには、「一文一義(一つの文章に一つの情報だけを書くこと)」を意識するのがポイント。

情報が多すぎる、何を伝えたいか分からなくなるので、大事なことに絞りましょう。伝えることが多いときは、見出しを分けると解決する場合もあります。

まとめ:見出しの作り方をマスターして読みやすい記事を書こう

今回は、Web記事の見出しの作りを解説しました。見出しを作るときのポイントは以下の通り。

  1. 記事で伝えることを明確にする
  2. 見出しタグの順番を守る
  3. h2見出しにキーワードを入れる
  4. 階層を揃える
  5. シンプルにまとめる

上記のポイントを抑えると、読者とGoogleの両方に評価される見出しが作れます。

結果的に、読者の増加、収益アップに繋がるでしょう。見出しの作り方をマスターして読みやすい記事を書いてくださいね!

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